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PCの遍歴-5 |
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- CentOS サーバーがお亡くなりになりました - | |
サーバーとは言え、外に開放していないローカルサーバーなので、必要時以外は電源断で眠っています。
先日、久々のホームページの更新でのローカル確認のため電源を入れましたところ、所作がおかしいのです。 |
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1. |
マザーボード対策 |
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1.1 |
マザーボード M863G コンデンサパンク (2006.08 購入) |
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<おかしい所作> |
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・リブートの繰返し |
・BIOS の初期接続チェックで構成を表示したりしなかったり |
・BIOS の初期接続チェック後、以下のメッセージ表示 |
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Please re-enter CPU Setting in the CMOS setup and remenber to save before quit! |
・まれに、Cent OS が立ち上がるもののダンマリ などなど |
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CMOS電池も消耗しており、交換するも現象変らず。 |
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箱を開けてマザーボードを良く見ると、電解コンデンサのパンク跡あり、また、膨れかかったコンデンサがありました。 |
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1.2 |
マザーボード交換 MSI PM8M3-V |
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それではと、手持ちのマザーボードと交換と相成ります。
幸い、IDEチャネルx2 の MSI PM8M3-V がありましたので早速交換です。
このボードも古いものですので、以下を行ないました。
・コンデンサパンクチェックで見当たらず
・CMOS電池交換 |
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何と、動くではありませんか。
何度か組み上げて来ましたが、インストール済みの HDD から CPU が変り、そのままでは動くとは思っておりませんでした。 |
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暫く様子見。大丈夫みたい。 |
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それでは、と、カバーをし、棚に縦置きして Power ON |
・・・BIOSチェック表示後、電源断。。。。 |
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棚から引きづり下ろし内部確認。 |
なんと、CPUクーラーがユルユル。 |
CPUクーラー留めボルトの2本がクーラーのボルト座台の損傷でスプリングが効かず CPUクーラーが浮いています。これもダメだ。 |
古いマザーボードなので、CPUクーラーを買い換える気はなし。どうしよう。 |
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1.3 |
マザーボード交換 e-Mathiens J3084 (MSI Ms-7173) (2006.08 購入) |
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そうだ、IDE x2 のマザーボードとして、J3084 があるじゃないか。
早速、J3084 の解体で、マザーボードを入替え。
当然、コンデンサパンク、CMOS電池、CPUクーラーの取り付け等のチェックを行ないました。
グラボ Geforce FX5200 (AGP) は取り付けられないし、Low Profile の PCI Ex グラボは無いが、基本のD-sub で解像度は一致しないけれど我慢するか。 |
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動くぞ。縦置きしても大丈夫。 |
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2. |
ソフトウェア対策 |
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2.1 |
RAID対策 |
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念のため、RAID の状態を、# cat /proc/mdstat コマンドで確認する。レレレ 片肺じゃん!
修復のためググル。判らん!
記事はあるものの難解。それでも、数件の記事から mdadm コマンドでできることが判明 |
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片肺の mdx を |
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# mdadm /dev/md1 --add /dev/hdb1
# mdadm /dev/md9 --add /dev/hdb5
# mdadm /dev/md8 --add /dev/hdb6
# mdadm /dev/md5 --add /dev/hdb7
# mdadm /dev/md6 --add /dev/hdb8
# mdadm /dev/md7 --add /dev/hdb9
# mdadm /dev/md3 --add /dev/hdb3
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で順番に修復。( md5 の修復例 ) |
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修復完了しました。 |
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2.2 |
ついでに、両HDD にMBR の書込み |
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RAID1 ですが、MBR は、1台目(hda)にしか書き込まれてなく、1台目から Boot できなくなると終りになります。
2台目(hdb)にも MBR を書き込んでおくと救えます。
とのことで、2台目(hdb)にも MBR を書き込む方法をググリます。
これまた、数件の記事を見比べ、grub コマンドで行なえることに行き着きました。 |
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# grub |
(grubプロンプトの表示まで約1分待たされました。) |
grub> device (hd0) /dev/hdb |
← /dev/hdb を "hd0" とする |
grub> root (hd0,0) |
← "hd0" の一つ目のパーティションを rootデバイスとする |
grub> install /grub/stage1 (hd0) /grub/stage2 p /grub/grub.conf |
( /boot と / のパーティションが分かれている場合、分かれていない場合はコマンドが変ります。) |
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(瞬時に終ります。) |
grub>quit |
← grubコマンドの終了 |
# |
(表示ウィンドウも消えショットは撮れませんでした。) |
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2台目(hdb)にも MBR を書き込めました。
確認は出来ませんが・・・ |
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と言うことで、CentOSサーバーが復旧しました。まだまだ頑張ってもらうことになります。 |
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