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2022.09 記

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Linux Mint (その1)  準備編

小生のお勉強として、Linux は一つのテーマですが、フリーソフト(オープンソース)で、 各国・各地で開発されているため種類が多く、どれが良いのか分からない状況です。(本気で常用する意思がないのが一番の問題ですが・・・)
今は、ホームページの記事ネタとしてが目的になっているかも。
  ・古いPCにインストール / ・毛色の変った Linux / ・Linux サーバー

記事ネタとしても、今回も軽量な Linux を、Win XP と Puppy Linux を入れた古いPC FMV-612MG3君に入れて、 比較ができれば面白いのではないかと思った次第です。

FMV-612MG3

発売:2002.10(20年前の骨董品)

仕様:CPU:Mobile Celeron 1.2GHz/RAM:PC133 768MB/HDD:20GB IDE(空き約5GB)

それでは、何を入れようかの問題です。
軽量 Linux としてネット上に様々な Linux が紹介されていますが、これ! と言うものが分からない。
今回は趣向を変えて、Wikipedia で「軽量Linuxディストリビューション」で検索してみました。(2022.07現在)

<軽量Linuxとは> (以下、Wikipedia より)

・古いハードウェアでも動作すること

・OSインタフェースがユーザーの邪魔をしないこと(by Absolute Linuxのポール・シャーマン)

<軽量と定義されるディストリビューション>

分類/ディストリビューション   記事

■ Debian派生

・CrunchBang Linux

(開発終了)

・Damn Small Linux

「486DXと16MBのRAM容量で十分」。KNOPPIXから派生。

・WindOS

Debianを基盤としたライブディストリビューション。開発が停滞している。

■ Ubuntu派生

・Bodhi Linux

Ubuntu 10.04を基盤にした軽量で最小限のディストリビューション。

・LinuxBean

日本発、初心者でも使いやすい軽量ディストリビューション。

・Linux Lite (英語版)

Ubuntu LTS(長期サポート版)を基に開発。Xfce採用でアイコンや壁紙が美しい。

・Linux Mint

Ubuntuを基盤に洗練され最新で快適なLinuxデスクトップを提供することを目標としている。

ユーザー数はLinuxの中で第1位。

・Lubuntu

Ubuntuと比べて軽量。

・Trisquel Mini

GNU FSDGに適合する100%自由ソフトで構成されたOS。

・Xubuntu

UbuntuやKubuntuと比較して軽量。

・ChaletOS

Windowsに似た操作性で、Windowsアプリを動かすWineも標準搭載。開発終了。

・Voyager

Xubuntuを基盤としたフランスのOS。Xfce採用であるが、MacOS風の画面が美しい。

・XPUD

64MBのディストリビューション。

・Zorin OS

Windows風の操作性を提供するディストリビューション。軽量なLite版もある。

■ Slackwareベース

・Absolute Linux

・SLAX

Slackwareを基盤としたOS。

・Porteus

300MB以下

・Wolvix(仏語版)

・Zenwalk(英語版)

Slackwareを基盤としたOS。

■ その他

・BasicLinux

I386と3MBのRAM容量で動作する非常に軽量なディストリビューション。

・Puppy Linux

他の殆どのLinuxディストリビューションと比較して軽量。日本語化も可能。味見済み。

⇒ 現在、Fossapup64 9.5(64bit版)として登場

・Lxpup

Puppy Linuxを基盤に、デスクトップ環境をLXDEに置き換えたもの。

・Yara OSX

Puppy Linux派生。Xfceを採用したMacOS風の画面。

・Slitaz

25MBのディストリビューション。

・Tiny Core Linux

11MBのディストリビューション。

・Minimal Linux Live

あなたはどれを選びますか?
小生は、「ユーザー数はLinuxの中で第1位」を信じ、Linux Mint に挑戦しました。

導入ディストリビューションも決まった。

さて、FMV-612MG3君を引っ張り出してみると大変なことになっていた。
左側のヒンジ部がガタガタである。
何度かCMOS電池交換のために分解を試みた結果である。
右側ヒンジだけでなんとかディスプレイを保持でき、 インストール済みの Win XP、Puppy Linux ともに動く。
最後のご奉公になるやも、頑張って戴こう。

で、Boot 環境を調べると、内臓HDD/IDE-光学ドライブ/FDD しかできません。
(すっかり忘れていた)

<軽量Linuxディストリビューション系統図>
[出典 Wikipedia]
(全ての系統図はどうなるのやら)

どうしようもないので次のターゲットPCを考える。
古いPC となると、HP dx6120MT君しかない。
  < dx6120MT君 仕様>
  ・発売    :2004.05(2010.10 Hard-OFFでHDD/Gra.boなしで購入 \2,100)
  ・CPU    :Pentium 4 (HT) 2.80GHz (32bit CPU)
  ・RAM    :DDR2-533 1GBx3 (3.0GB)
  ・Strage   :SATA HDD 1.0TB
  ・Gra.Board :Geforce 7600GT(2006.03 発売)

現在は、Win 10 Pro 32bit版を入れており、のんびりと使う分には使えます。

ターゲットPC(dx6120MT君)とインストールする Linux(Mint Linux)は決まった。
次は、どのディストリビューションにするかを検討する。

事前の勉強として、Youtube のお世話になる。様々な投稿記事がある。
Linux Mint には、Cinnamon/MATE/Xfce の3つのエディションがあり、

・Cinnamon

「洗練された、モダンで革新的」

最も人気のあるエディション

・MATE

「安定、堅牢、伝統的」

Cinnamon よりも少ないリソースを使用し、より安定している

・Xfce

「軽量、シンプル、効率的」

多くの機能をサポートしていないが、
非常に安定しており、リソースの使用量が非常に少ない

とのこと。軽量の面からも (機能多・重)Cinnamon > MATE > Xfce(機能少・軽) とのこと。
dx6120MT君 (32bit) の事を考えると、軽い Xfce エディションの採用を決定。

インストールのための isoファイルの入手を調べると、最新バージョンは、21.0。ただし、64bit版のみ。
Linux Mint Releases情報を見ると、(https://linuxmint.com/download_all.php)

<Ver.>

<エディション>

<32bit版>

<64bit版>

 21

Cinnamon/MATE/Xfce

 ×

 ○

 20.3

Cinnamon/Cinnamon(Edge)/MATE/Xfce

 ×

 ○

 20.2

Cinnamon/Cinnamon(Edge)/MATE/Xfce

 ×

 ○

 20.1

Cinnamon/Cinnamon(Edge)/MATE/Xfce

 ×

 ○

 20

Cinnamon/MATE/Xfce

 ×

 ○

 19.3

Cinnamon/MATE/Xfce

 ○

 ○

 19.2

Cinnamon/MATE/Xfce

 ○

 ○

 19.1

Cinnamon/MATE/Xfce

 ○

 ○

 19

Cinnamon/MATE/Xfce

 ○

 ○

 :

32bit版の最終バージョンで、一番軽い、Linux Mint バージョン19.3 Xfceエディションに決定した。
このページのリンクから、isoファイルをダウンロード。(日本のミラーサイトなし:約25分もかかりました)
    linuxmint-19.3-xfce-32bit.iso  (1.93GB)
USBメモリからのインストールを行なうので、Rufus もダウンロード。

インストールメディア(USBメモリ)を作成しました。

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