Zorin OS 16.3 / 竹の子　Bamboo

最近（ここ１年位）、Windows 10/11 でも、Linux でも、Toutubeを中心にウォッチしていますが、大きな話題がありません。
ホームページの管理者として悩ましい状況です。
（Win 10 のサポートが切れる2025年が近づくと話題になるでしょうが・・・）

とは言っておられないので、最新（2023.07リリース）、話題の Linux "Zorin OS" にトライしてみました。

Linux ディストリビューションを取上る際に、候補の一つとして、資産であるプリンタがそのまま使えることがあります。
（プリンタメーカーは Linux用ドライバを公開していないことが多い）
Zorin OS はリモートプリンタであれば認識してくれるとのことです。

システム要件は次の通り。


－ Pro/Core/Education エディション－		－ Lite/Education Lite エディション－
	CPU：1GHz (デュアルコア)、64ビット		CPU：700MHz（シングルコア）、64/32ビット　　　 (32ビットCPUはバージョン15までサポート)
	RAM：2GB以上必須・4GB以上推奨		RAM：512MB
	ストレージ：20GB（Pro）、10GB（Core/Education）		ストレージ：8GB
	ディスプレイ：800×600の解像度		ディスプレイ：640×480の解像度
	3Dアクセラレーション対応のGPU (NVIDIA製を推奨)

今回トライするのは、無償の Core エディションで、ターゲットPCは、P5KC君です。
　　P5KC君スペック（2012.06 ジャンクで購入(\1,480)し、マザーボードは不良でG41M Combに変更）
　　　　CPU：Core2 Duo E6300 1.86GHz
　　　　RAM：PC3-10600 2GB x2 (4.0GB)
　　　　ストレージ：1.0TB
　　　　ディスプレイ：1920x1080
　　　　GPU：PX7900GS（256MB）
　　現在は、Win10 を載せており、Zorin OS Pro をマルチブートにします。

１．インストール媒体の作成

1.1

ダウンロード

Zorin OS と検索し、Zorin OS のページを開きます。
Zorin OS のページで、Zorin OS Core の [Download free] をクリックします。
Zorin-OS-16.3-Core-64-bit.iso がダウンロードされました。（小生の環境(光 100Mbps)で10分位）

1.2

Rufus で、Boot USBメモリを作成

Rufus は、ダウンロード後インストールなしで実行するので、USBメモリを挿入して実行します。
操作は省略します。インストール媒体が完成しました。

２．Zorin OS Core インストール

インストール用USBメモリを挿入して、P5KC君の電源をONします。
なお、インストール時にはインターネット接続が必要です。
P5KC君は有線LAN ですので意識していませんでした。無線LAN の方は、適時接続してください。

P5KC君のBoot媒体変更は、[F12] で変更画面が出るまで押し続けます。
時代を感じるメニューです。
isoファイルなので、"USB-CDROM" を選択しました。

暫く待つと、インストールのメニューが表示されます。
[Try or Install Zorin OS] を選択します。

インストールのメニューで [Try or Install Zorin OS] を選択します

暫く待つと、Zorin アイコンを表示後、ファイルのサムチェック（md5sums）が実行されます。
実は、４つのファイルにエラーがあったのですが、無視して続行することにしました。

暫く待つと、Zorin アイコンを表示後、"ZORIN" を表示、そして、デスクトップ画面を表示します。
そして、「ようこそ」画面です。
先ずは、「ようこそ」の下をスクロールして、最下の [日本語] を選択します。

[Zorin OS をインストール] をクリックし行います。
　　　　実は、[Zorin OS を試す] を行ったのですが、画像の乱れ、
　　　　思ってた操作が動かない、果ては、デスクトップの
　　　　[Zorin OS インストール]アイコンが反応しないなど、
　　　　思わしくない状況だったので、一旦、電源OFF（再起動）を
　　　　行って、即、[Zorin OS をインストール] を行いました。

インストール設定の1番目は、「キーボードレイアウト」です。
「Japanese」が選択されており、特別なキーボードでなければ、[続ける] をクリックします。

　　（他のキーボード選択）
　　Japanese - Japanese (Dvorak)
　　Japanese - Japanese (Kana 86)
　　Japanese - Japanese (Kana)
　　Japanese - Japanese (Macintosh)
　　Japanese - Japanese (OADG 109A)

インストール設定の1番目は、「キーボードレイアウト」、[続ける] をクリックします


2番目の設定は、「アップデートと他のソフトウェア」で、

	[レ]	Zorin OS のインストール中にアップデートをダウンロードする
	[レ]	グラフィックスとWi-Fiハードウェアと追加のメディアフォーマットのサードパーティ製ソフトウェアをインストールする
	[　]	国勢調査に参加しない（開発者がユーザー数を把握する）

上２つにチェックが入ってますので、このまま [続ける] をクリックします。

2番目の設定は、「アップデートと他のソフトウェア」で、[続ける] をクリックします


3番目の設定は、「インストールの種類」で、マルチブートにするか、クリーンインストールするかの設定です。

	[レ]	Zorin OS を Windows 10 とは別にインストール
	[　]	ディスクを削除して Zorin OS をインストール
	[　]	それ以外

今回は、マルチブートが目的なので、このまま [続ける] をクリックします。

4番目の設定は、「Zorin OS を Windows 10 とは別にインストール」の付随項目で、ディスク内の容量割り当てです。
ファイル領域と Zorin OS 領域を境界をドラッグして割り当てます。
　　<ファイル領域>　　　　　　<Zorin OS 領域>
　　　ファイル (70.1GB)　　　　　Zorin OS
　　　　/dev/sda2 (ntfs)　　　　　/dev/sda3 (ext4)
　　　　　530.9 GB　　　　　　　　　468.3 GB
最大容量の割り当てと思われるので、こだわらなければこのまま [インストール] をクリックします。

続いて「ディスクへの変更を書き込み、継続しますか？」の確認が表示されますので、[続ける] をクリックします。
さらに、「ディスクに変更を書き込みますか？」の確認が表示されますので、[続ける] をクリックします。

5番目の設定は、「どこに住んでいますか？」（タイムゾーン）で、"Tokyo" が設定されていますので、[続ける] をクリックします。

6番目（最後）の設定は、「あなたの情報を入力してください」で、ユーザー名、パスワードを設定します。
さらに、ログイン時のパスワード要求をするかどうかの設定ができます。
小生はパスワードを要求しない「自動的にログインする」を選択しました。

6番目の設定は、「あなたの情報を入力してください」で、設定後、[続ける] をクリックします

インストールが行われます。

インストールが終了しました。
[今すぐ再起動する] をクリックします。

再起動後、Zorin OS か Windows 10 かの選択になります。
（マルチブート成功）初期設定で Zorin OS が選択されていますので、[Enter] を押すか、待ちます。

Zorin OS ロゴ、"ZORIN" 表示後、
”Zorin OS 16.3 へようこそ ”を表示したデスクトップを表示しました。
インストール完了です。おおよそ１時間弱かかりました。
なお、ソフトウェアのアップデートはインストール中に完了していました。（ツアーの中で表示）
ツアーを「遠慮する」も良し、「ツアーを始める」も良しです。

インストール編は終わりです。
　ソフトウェア編は、　　こちらに
　Zorin OS とは？編は、　こちらへ

元ネタは、Youtube で、Zorin OS 関連の記事も多く掲載されています。
特に参考になったのは、以下です。ありがとうございます。

【初心者向け】Zorin OS 16 Core 古いPCにLinuxをインストールしよう#26
　　　　https://www.youtube.com/watch?v=AHoN9X6YjN4

ZorinOS 16.3 個人的に最もオススメなデスクトップLinux
　　～今回はCore版とLite版同時リリース、Education版にもアップグレード出来ます
https://www.youtube.com/watch?v=CB7Yx2PELOU



	ページ先頭へ




－ Copyright (C)　2023.　D71030 －